2003/11/6
キャラバン part 8.
8月20日 水曜日。
またもや雨の朝。しかも夏とは思えない肌寒さ!半袖だと鳥肌がたってきます。仙台、今年の夏は冷夏で日照時間も少なく、ずっとこのような肌寒さが続いているようです。農作物などにも深刻な影響を与えそうですね。心配されます。
さて、中継は、雨の中テントを張って行われましたが、その中で仙台放送のアナウンサー、柳沢剛さんに作っていただいたとってもおいしいもの、それは、仙台名物‘ずんだもち’です。
枝豆をすりつぶして砂糖を加えて(枝豆あんみたいになります)おもちにたっぷりつけて食べる!見た目は草もちのようですが、色はもっと鮮やかです。もちろん枝豆の味がしますが、これがまた「甘い」というのがかわっているんですよ。味は最高においしいです。皆さんも宮城にいらした際は、‘牛タン’や‘はらこめし’(鮭といくらがてんこ盛り丼)はもちろん、この‘ずんだもち’も是非お試しくださいね。駅で山ほど売られていますよ。
さあ、中継が終わると、今度は岩手へ移動です。どんどん北上します。明日の中継場所は、盛岡駅から車で1時間半位の山に囲まれた盆地、ビール作りに欠かせないホップ畑が広がる遠野市です。遠野市は、民話のふるさとといわれていて、何よりもかっぱ伝説で有名です。中継場所の近くにかっぱが出た(!?)として有名なかっぱ淵があったので、リハ・打ち合わせ後に行ってみました。
この神社、こま犬ならぬこまガッパが置かれていて、昼間も薄暗く、「出そう」な雰囲気たっぷりでした。でも観光客の方々もいらしていて、そこまで怖くはなかったですよ。(もともと私は霊感もなく鈍いので、平気なのです。)夜に一人で歩くとさすがにびびってしまいそうでしたが。

8月21日 木曜日。
なぜこうも雨が降り続くのでしょうか。ただ、今朝の良かった点は、“降ったり「止んだり」”、そうです、止んでいる時間もあるというのは大きな進歩です。明日ぐらいは久々に太陽を拝むことができるかもしれません。しばらくぶりにトロも外でカッパから解放されて、岩手めんこいテレビのアナウンサー、坂口奈央さんに用意してもらった岩手の三大麺(じゃじゃめん、わんこそば、盛岡冷麺)のうちの一つ、‘じゃじゃ麺’(きしめんに肉みそやにんにくがかかったものです)を前にごきげんです。「はい、いただきます!」
その後、私が全国の皆さんにお天気をお伝えしている間、トロは盛岡冷麺(スイカ、きゅうり、キムチが入っています)も食べ終え、さらにわんこそばも、こ〜んなに山ほど完食!トロ、いくらなんでも食べすぎでしょ。太るよ。完食記念に、坂口さんとトロとスリーショット。
私も一つぐらいは、ということで盛岡冷麺をいただきましたよ。(冷たくて、大好きなキムチがきいていておいしかったです。暑い夏にはもってこい!麺はかなりの歯ごたえ、かみごたえ。)
さて、いよいよ東北も残すところあと一日、明日の中継場所、秋田の田沢湖へ向かいます。田沢湖は水深日本一で、東京タワー333mがすっぽり隠れてしまうくらい深いんです。年間300万人もの観光客が訪れるそうですよ。湖のほとりには、田沢湖の守り神、黄金色に輝く辰子像がたっています。
静かな湖面は鮮やかな青色で、‘うぐい’という魚がたくさん泳いでいました。そして何よりも田沢湖を美しく見せてくれたのは“太陽”です。そう、2週間ぶりにようやく太陽の光を浴びることができたんです。雨で寒々とした日々が続いていたので、日の光のあたたかさ、まぶしさがとても新鮮に感じられ、気分も上々。久々に汗をかきつつの打ち合わせ・リハーサルとなりました。

8月22日 金曜日。
早朝の田沢湖はとても神秘的。すいこまれそうな湖面に目を奪われて、リハーサル前にも関わらず、思わずカメラのシャッターに手が伸びてしまいました。
絵葉書のような写真ですよね。美しい景色に気持ちのいい朝。今日は朝から晴れて、ごきげんです。こんなキャラバンは久しぶり。カヌーに乗って湖の向こう岸まで渡っていきたい気分です。なまはげ(一見恐ろしい形相で足がすくんでしまうんですが、秋田では神様なんです)にひたすら追いかけられていたトロも、オンエアが終わる頃には仲良くなって、秋田テレビのアナウンサー、綿引かおるさんと4人で記念の一枚。
長〜い5週間が終わり、残すところあと1日。来週の北海道でキャラバンは終了です。よくここまできたもんだなぁと我ながら感動してしまいました。途中でギブアップすることはもちろん許されませんが、初日の沖縄で感じていた、この先の気が遠くなるような果てしない日々を、今乗り越えようとしているんだ、と思うととても感慨深い気持ちになりました。キャラバンの集大成でもある最後の1日、この日はどんな気持ちで今までを振り返るのでしょうか。

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